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日本はセールシーズンから秋の新商品の入荷に
移り変わっている頃だと思います。
インドでは、日本への秋物出荷が続いております。
karo*karoのインドでのお仕事の一つで
とあるエスニックショップの
出荷前の品質チェックを行っています。
日本のお客様が新商品で笑顔になるように
そして、酷暑の中、商品を作り続けた職人さん達の
お仕事が無駄にならないように…(ここが重要☆)
皆さんが何気なく手に取る一枚のお洋服には
約20人~50人、時にはそれ以上の職人さんがかかわり、
2カ月~半年にわたって物作りがされています。
例えば
サンプル作り&チェック、
布を織る・染める・刺繍等の装飾、

加工された布を運ぶ(画像の通り色々な手段でw)

服作り(室内気温50度近くなる工場には、扇風機と開け放った窓のみ)

仕上げ

検品・梱包、


それらを飛行機や船で運びます。ここまでがインドでの物作り。
これら全般のお仕事は、
巨大工場~村の家庭単位と様々な規模の人が関ります。
個々のレベルや地域の状況はバラバラ。
モノが完成するまでの間は
どこでどんな「問題」が起こるかわかりません。
更にはこの国、人間がコントロールできない事が非常に多いです。
こんなのとかね。(特に今の時期)

ひとつのお洋服にかかわった
人・時間・場所
インド事情(天気/家族/政治/宗教/習慣/農業/地域 etc...)
これを全て掛け合わせた 遠くなるような数字が
インド商品の「不良品の可能性」を秘めた
「問題」の数々なんですね。恐ろしや…
私がエスニック系のお洋服や雑貨のデザイナーとして
インドの人達と物作りを始めて十数年経ちますが、
この問題は未だに、そして今後もにゼロにはなりません。
この問題、気を付ければ解決できることも沢山あって
インド商品の品質はゆっくり良くなってきています。
だけど、それは現地に滞在して、まずインド事情を体験して
現場に立ち会い、常に工場にはりついて、初めて良くなる事が多い。
私がインドに住み始めた大きな目的の一つです。
成果としてはとても見えにくいお仕事ですが、
現場の人との共同作業で得た「信頼」や「チームワーク」は
得がたい財産であり、太く長い関係が増えるのが嬉しいです。
そして同じ工場で物作りしている
karokaroの商品の質も良くなれば
私も職人さんもお客様もみんな笑顔!いいじゃないですか♪
さてさて、本日も出荷前の攻防戦で
一汗かいてきますよ~!
ひとつでも多くの商品が日本で活躍しますように☆
その前に雨が止みますように~っ(>人<)
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